こんにちは。
２月４日（金）の墨田陸上クラブは、オンライントレーニングを行いました。
６０分間のうち、前半は三輪コーチ、後半は三宅コーチが担当しました。
前半のトレーニング内容は、準備体操、ストレッチを行ってから、様々なランジやスクワットで下半身の補強に取り組みました。ランジを行う際は、しっかり沈み込むこと、上半身が前屈みにならない事などがポイントになります。
後半のトレーニング内容は、走る時の姿勢・フォームに関わるものでした。足裏の外側部分だけ接地させて歩いたり、内側部分だけで歩いたり、立位で重心移動という感覚を味わうなどしました。自分の身体をどのように動かせばいいのか、その際どこの筋肉が使われているのか、自分の身体について〈知る〉〈コントロールする〉というものでした。
オンライントレーニングは普段とは違って、道具を使用しての多種多様な練習ができません。しかし、逆に考えれば、自分の身体のみを使って、基礎的な練習に取り組める機会と捉える事ができます。
〈走る〉とは、元々は〈立ち〉の姿勢、〈歩き〉という動作が源流にあります。だからこそ、良い〈立ち〉、良い〈歩き〉を習得することで、良い〈走り〉を習得することに繋がると考えられます。
練習の際、コーチ陣が「良い姿勢で！」と声をかける事があります。おそらくそれは、〈足の接地の仕方〉、〈身体の重心〉、〈腿を引き上げる高さ〉、〈上半身が前屈みにならないこと〉など様々なポイントが集約された言葉であると思います。
本日のオンライントレーニングは、そのような姿勢の基礎を学ぶものでした。競技場で練習する時に実践してみましょう！
（執筆：宮道）
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