こんにちは。
3月になり、気温も暖かくなり、運動がしやすくなってきましたね。今月も墨田陸上クラブで、思い切り気持ちよく身体を動かして行きましょー。
それでは、練習の様子をご覧ください。
ここ最近、練習の始まりのあいさつをする前に、誰に言われるでもなく、並べてあるハードルを自らガンガン跳んでいく姿をよく目にします。こういった、楽しいことを自然と前のめりに取り組んでいくことはとても大事なことだと思います。
また、競技場貸切の土曜日でも、墨田陸上クラブメンバー(親も子も含め)は、テニスボールでキャッチボール、ジャベリックボールを投げたり、ハードルを跳んだりと、練習の始まりのあいさつまでの時間を各々自由に過ごしています。
「コーチ対墨田陸上クラブメンバー」という構図(練習・指導時間)以外の時間もとても大切であり、自身を成長させる事柄の一つであると思います。上手く切り替えて、引き続き思う存分に身体を動かしていきましょー。
この前の練習で、個人的に驚いたことがありました。
低学年組の練習にて、マーカーコーン取りリレーを行う際、チームに別れた後、3分間の作戦会議で、「①リレーのルール説明 ②走順決め」この2つは必ず話し合い、あとは自由にとだけ伝え、子どもたちに任せてみました。
すると、上記の2つに加えて、試走や走りながらマーカーを上手く取るデモンストレーションで知識の共有などを各チームが行い始めました。これは意図せぬことでした。
あれこれと「指示する・介入する」のではなく、「任せる・自由にやらせてみる」というのも良いものなのだなと感じました。正直、子どもたちに任せると、「まとまりがなくなってしまうのでは、、」と心配になってしまいがちですが、意外にも、というよりコーチ・大人が心配しすぎなだけなのかもしれません。
経済学者アダムスミスの『国富論』で語られている「神の見えざる手」のようなものなのかなと思います。「神の見えざる手」とは、「市場経済において政府が介入しなくとも、各個人の利益追求が社会全体に豊かさをもたらす。」というものです。私は、これを「積極的に介入するだけでなく、自由や自然に任せることも重要である」というように解釈し、これは経済だけでなく普遍的学びであると捉えています。
もちろん、何でも自由・自然が良いというわけでなく、多面的・多角的に学んでいくというバランスが大切なことなのだと思います。
引き続き、3月も頑張っていきましょー!
(執筆:宮道)
インスタグラムでRFFの日々の練習風景をアップしておりますので、
ぜひご覧ください。
RFFのHPはこちら。
#墨田陸上クラブ#墨田区走り方教室#葛飾区走り方教室#足立区走り方教室#荒川区走り方教室#かけっこ