みなさん、こんにちは!
三宅です。
8月17日(木)~19日(土)の2泊3日で、長野県川上村にて夏合宿を行いました。
今日は、今回の合宿を通して考えたことを言葉にしてみようと思います。
是非お読みいただけると嬉しいです。
今回のRFFとして合宿を行う目的は、共同生活をする中で、チームの協調性を養うことでした。
私たちは、日々のトレーニング現場の中で『空気を読む』ということを子ども達へ伝えています。
これは一概に、周りと足並みを揃えるためだけに言っているわけではなく、個性をより武器にしてもらうためにこの言葉を伝えています。
陸上競技というものはどうしても個のスポーツとして、自分と向き合う時間が多くなります。
日々の内省を通して、自己肯定感を高めながら成功体験を積み上げるにはかなり効果を発揮すると思っています。
一方で、競技特性上、他人や周囲の環境から視点が逸れてしまうというデメリットもあると考えています。
だからこそ、私たちは子ども達に対して、陸上競技の現場で、『空気を読む』という言葉をあえて伝えています。
今回の合宿ではまさに他者や環境に目を向けて、自分がどう動けば良いのかを頭で考え、体で感じながら、その中で自分を表現する良いきっかけの場になったと思います。
また、私たちコーチ陣も、合宿において子ども達からたくさん気づきをいただきました。
人の接し方や友達として絆を深める方法などは、好きなことを、笑顔で、良い意味で空気を読まずに相手に“楽しそうに伝えきる”というシンプルな方法でした。
そんな子ども達の姿を見ながら、私たち大人が作り上げてきた社会のバイアス(=空気を読むこと)によって、時に、我々大人も何かのきっかけを失ってる可能性もあるなと思わされました。
指導する私たちの役割は、正解のない世の中において、正解を提示することではなく、自分で気づきを得られる”きっかけ”を与え続けられることが大切だと考えています。
今回の合宿が子ども達にとって、そのきっかけになっていたら嬉しいです。
最後に、今回の合宿にあたりご協力いただいた、川上村の皆様、保護者の皆様、本当にありがとうございました!
公式Instagramでは、今回の合宿の様子をはじめ、日々の練習の様子をたくさん発信しています。
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