こんにちは。
お知らせの通り、2月1日(火)の墨田陸上クラブの練習は中止となったので、以前の練習を振り返ろうと思います。
このように走ること以外にも様々な練習に取り組んでいます。
墨田陸上クラブでの練習を重ねるに連れ、できる練習の種類がだいぶ増えましたね。みなさんの練習の成果だと思います。
中々思うように練習ができない期間が少し続きますが、こういう時こそ、他分野のものに目を向ける良い機会だと思います。
最近、私はYouTubeで、水彩画講師である柴崎春通さんの『7000円のクレヨン。何が凄いのか??』という動画を観ました。
鉛筆で書かれた少女の絵にクレヨンで色を塗っていくという内容の動画です。
初めに紫色のクレヨンで少女の顔、髪の毛、身体をバーっと塗り始めました。
美術に疎い私は、「え?!紫色から?!」と不思議に思いました。
その後も緑や赤など様々な色のクレヨンを塗り重ねていきます。
すると、段々と陰影や輪郭がリアルに浮き上がり、少女の〈活〉を感じる仕上がりになりました。
一色では到底表せない。何層にも色を重ねたからこそ出てくるリアルさ、美しさがあるのだと感じました。
陸上競技も似たようなものであると思います。
素人から陸上競技を見れば、ただ走っているようにしか見えないものです。
中高生の時、友達に「走っているだけで何が楽しいの?」という疑問をよく投げかけられたものです。
実は、ただ走っているだけではないんですよね。走りの中でも距離・設定タイム・本数・休憩時間が違うだけで練習目的が変化します。
走り以外にもドリル・補強・ウエイトなどの練習があります。
クレヨンの色を重ねるように様々な練習を行い、層を重ね、一つの走りを完成させていきます。
違うスポーツに取り組むことも層を重ねることになります。
時には濃く、時には薄く、層を重ねていくこともあります。
また、時には誤った練習を重ねてしまうこともあるかもしれません。
しかし、それは決して無駄なものではなく、必ず今の自分に活きてくるものです。
誤った層も一つの層として在り続けます。その方が人として味がある感じがして、何となく良い感じがします。
陸上競技然り、完成図を思い浮かべながら、層を重ねていくことに面白さを感じます。
同じ色ばかり重ねるのではなく、様々な色を重ねるからこそ、良い作品になるのかもしれませんね。
自分の持つ色と他者の持つ色を重ねることも良い作品を作り上げることに繋がるかもしれないですね。
(執筆:宮道)
インスタグラムでRFFの日々の練習風景をアップしておりますので、
ぜひご覧ください。
RFFのHPはこちら。
#墨田陸上クラブ#墨田区走り方教室#葛飾区走り方教室#足立区走り方教室#荒川区走り方教室#かけっこ