みなさん、こんにちは!
三輪です!
2020年1月に法人を設立し、3月30日のスクールをもって初年度が終了しました。
この事業を始める為に前職を退職し、キャリアチェンジしましたが、この決断をして本当に良かったなと日々心から思っています。
スクールが終わるたびに代表と「俺らって、労働に対する幸福度高いよな〜」と話をしますが、この活動は私にとって本当に楽しいしやりがいに満ちています。
少し前に読んだ本で、「ビジネスはその歴史的使命を終えつつある」ということが書かれていました。
なにを言っているのかというと、GDP成長率の鈍化が叫ばれ、成長率を戻すぞ!と社会は躍起になっていますが、そもそも「モノがない時代」から、「安全で便利で物資的に満たされた快適な状態」を求めて頑張ってきた時代とそれが満たされた「今」では時代背景が違っていて、【成長率の鈍化=目指してきたものに辿り着いた=社会の成熟】と解釈することが正しいということでした。
「物質的不満の解消」を達成した今、これからどうしていくかというと、「生きがい」や「やりがい」といった「意味的価値の喪失」といった問題をはじめ、貧困や格差や環境など、これまでのビジネスでは解決の難しかった社会的課題に向き合って「真に豊かに生きるに値すると思える社会」を目指していこうと主張されていました。とても共感しました。
コロナで一層顕著になった経済の転換期で、自分はもちろん、今接している子供たちがこれから生きていく社会は、過去を踏襲してさえすればやっていけるものではなく、自分の頭で考えて行動することが求められています。
今、チームには下は5歳から上は69歳まで色んな年代の方が在籍し、曜日によっては一般の利用者の方とも一緒に競技場を使うことがあったりと、子供たちには様々な人々との関わりの中で、自分の役割と自分がすべきことを考えて行動しなければなりません。
まさに陸上競技場という小さな社会のなかで、これからの社会生活を擬似体験しています。
また、「指導はするが、強制はしない」方針のスクールの中で、子供たちは自分で考え、自分の体と向き合ってスキルアップしています。
オリンピアンの舘野コーチを中心にした指導で、毎月末の測定では毎回約70〜80%が自己ベストを更新しています。人数もどんどん増えていくと、10年後にはオリンピック選手も出てくるんだろうな〜なんて思いつつタイムを毎度記録しています。
「速く走る」ための練習を通して「競技者として」成長することはもちろん、その過程で自信と社会スキルを手に入れて「一人の人間として」成長してくれているのが何より嬉しいです。
そんな子供たちを見ながら、自分も負けないように一層がんばっていかなきゃと気が引き締まります。
なんだか言葉にすると陳腐なものになってしまいましたが、年度末一つの区切りと新年度の抱負として書いてみました。
2021年もRun for the Futureをあたたかく見守っていただけますと幸いです!
頑張るぞ!
#墨田区走り方教室
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