みなさん、こんばんは!
RFFヘッドコーチの舘野です!
久々のブログ登場となりましたが、寂しい報告となります。
寂しいとは言いつつも、新たな挑戦や門出には付きものですのでポジティブな感情で捉えていただけたら幸いです!
8月に入り、練習の際に何度かみなさんにはお伝えしましたが、2023年8月をもって、RFFを卒業します。
RFFを卒業するだけでなく、現在勤めている会社を転職して、中学生から約20年続けた陸上競技も引退します。
いわゆる、アスリートのセカンドキャリアを歩むことになります。私自身は「キャリア」というと積み上げるような感覚なので、人生の延長線上にあるものとして「ストーリー」という表現の方がしっくりくるので、セカンドストーリーになります。(実際にはサードくらいかも)
RFFとは設立から関わっていて、墨田フィールドの開場記念式典、開校に伴うプレイベント、緊急事態宣言による開校延期、そして再開をして今に至ります。設立から換算すると4年が経ち、RFF開校からは3年という月日が経ちました。本当にあっという間でした。
開校当初は片手で数えられるくらいの参加者だったことを考えると、クラブも子どもたちも成長して大きくなったなと感慨深いです・・・。
プレイベントから参加して今でも会員として続けてくれている方、新しく会員になられた方、卒業をして行った方、今まで本当に多くの子どもたちとご家族に関わることができて、どこを切り取っても感謝です!
今回、卒業することを決意した理由の一つとして「自身の成長」があります。
そのことについて少し書かせていただきます。
私の指導方針は陸上競技を通した(墨田フィールドを最大限に活かした)多様な練習と内発的動機が生まれるようなコミュニケーション、環境を整えることに注力しています。
そして、日本一、オリンピック出場をして経験してきたことに加えて選手として在るべき姿を熱量高く伝えることを意識しています。
1年くらい前からこの文化が浸透していき、子どもたちから意欲的にやりたい練習を伝えてくれたり、練習方法をアレンジしてくれたり、雰囲気作りまでしてくれるようになりました。
正直なところ成長の早さにびっくりしています。
RFF以外にも大学のコーチをしていますが、組織作りはとても難しくて4年かかってようやく手応えを感じるくらいです。
その中で子どもたちが素直に全力で挑戦していく様子を見ていくうちに、日頃の問いかけに対して、当のコーチ自身は自分の言葉に伴った行動を取れているのか?自分の経験則だけを伝えて、過去の実績を盾に使っていないか?考えさせらることが多くなってきました。
先にも書いた私の指導方針は言い換えれば「舘野哲也の人生」と言っても過言ではないです。
その人生を子どもたちに伝えるには、コーチ自身がもっと挑戦していく姿を見せるべきと次第に思いが強くなってきました。
そしてタイミング良く縁も重なり、子どもを授かり、新たに挑戦したいことが見つかり、陸上人生に終止符を打つ決意ができました。
みんなの成長がコーチの人生を後押ししてくれました。
つらつらと書いていますが、簡潔にまとめると【子どもたちと同様に新しいことに挑戦して、成長していく姿を見せたい、そして伝えたい】このことが卒業する理由です。
私はみんなが持っている夢や挑戦していることに対して一切否定はしません。むしろ全力で応援しているし、落ち込めば全力で励まします。それは、みんなには伝わっているかな?
RFFは「人々の可能性を応援する」クラブです。
子どもたち一人一人全員が主役です。ご家族のみなさん、コーチたちもみな主役です。
これからもずっと、みんなとはお互いの言葉と行動で、成長を応援し合える仲間であり続けたいなと思っています!
またふらっと見に行きますので、お互い成長した姿で会えるように頑張りましょう!