みなさん、こんにちは!
7月に入りました。
梅雨時期に入り、これを抜けるといよいよ夏本番です。
夏休みもあり、RFFでもバーベキューや大会出場、合宿など、イベント盛りだくさんで楽しみ一杯の季節。
ただ、最近の夏は暑いですよね・・・。
私自身海外旅行が好きなのですが、最近の日本の暑さと湿気は、よく訪れた東南アジアの国々の気候に似ているな・・・と感じます。
これからの時期、いろんな活動をしていく上で、なにより大切なのは、参加する人たちの安全です。
特に、これから夏場に向けて活動していく中で重要なのが「熱中症対策」です。
この異常な暑さの中で起こる「熱中症」は、命に関わります。
耳にタコができるほど、「熱中症対策熱中症対策」と聞いていると思いますが、実際のところ、みなさんどれまで理解できていますか?
正しい知識を身につけて予防することはもちろん、かかったときに適切な対処をして症状を軽く抑えるために、今日は、「運動をするときの熱中症対策」についてまとめていこうと思います。
保護者のみなさんも子供たちも、みなさん全員に読んでいただきたいと思います。
①熱中症とは
熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、さまざまな症状を引き起こす病気です。
症状には以下のようなものがあります。
・めまいや顔のほてり
・筋肉痛や筋肉のけいれん、筋肉がつってしまうような状態
・汗のかき方がおかしい(拭いても拭いても汗が出る、もしくは汗が全く出ない)
・頭痛、だるさ、虚脱感、吐き気・嘔吐
・体温が高い、皮ふが乾燥し赤くなる
・まっすぐ歩けない
・呼びかけに反応しない
・高体温
・水分補給ができない
②起こりやすい環境
運動中に熱中症になる原因は、大きく分けて3つあります。
1つ目は、「環境」です。
体温調節が可能な範囲を超えている状況で起こりやすいと言われています。
最近は、スポーツ施設や学校でも暑さ指数(WBGT)を測る機械が置かれていて、それをもとに安全に運動ができる環境と活動量を判断できます。
2つ目は、「カラダ」です。
一年を通して、暑さに負けない体づくりが大切です。
基本的なことですが、適度な運動、食事、睡眠が大切です。
ふだん運動不足になっている人、食事が十分にとれていない人、睡眠不足の人は熱中症にかかるリスクが上がります。
3つ目は、「運動量」です。
運動量がその人のキャパシティを超えると、体力や体温調節機能がうまく働かず熱中症を引き起こします。もちろん、コーチたちは状況を見ながら、無理のないプログラムを出しますが、それでも一人一人のその日の体調によって、状況は異なります。絶対に無理をせず、少しでも異変を感じたら、休むようにしましょう。
(参考)日本気象協会 スポーツ×科学で指導をアップデートするメディアTORCH
③予防について
先ほど書いた、暑さに負けない体づくりを前提として、その上でするべき予防についてまとめます。
(1)こまめな水分補給!
のどが渇いていなくても、こまめに水分を取りましょう。
汗をかくと水分に加えて体の中の塩分が失われ、それによって体温を調節する機能が働かなくなり、熱中症を引き起こします。
運動をするときは、ポカリスエットなどのスポーツドリンクがおすすめです!
・・・中には、甘い飲み物が苦手という子供たちもちらほら見かけます。
水だけでは、塩分(電解質)は補えないので、工夫が必要です。
私が実際に夏場やっていることとして、家を出る前に梅干しを食べてから出かけています。調べてみたところ、これも熱中症対策に効果的だという記事がありましたので、よかったらぜひ試してみてください。
(2)暑さを避ける!
陸上トラックは、照り返しもあり暑いですが、休憩時間は日陰や冷房の効いた室内に入るようにしましょう。
(3)暑さ対策グッズを活用する!
ドラッグストアや100均など、様々なところで暑さ対策グッズが出ていますので、ご自分に合ったものをぜひ活用しましょう!
下の写真でもけいコーチがつけている冷感タオルや、子供たちのかぶっている帽子などはいい例です。
④万が一、熱中症になったときの対処法!
どんなに予防していても、リスクはゼロにはなりません。
万が一熱中症になってしまったときは、落ち着いて適切な対処をすることが大切です。
熱中症かなと思ったときは、無理はせず、まわりの人たちにすぐに相談するようにしましょう!
✓症状の確認する
✓涼しい場所に避難する
✓服をゆるめ、体を冷やす
✓水分・塩分を補給する
✓救急車を呼ぶ
✓医療機関に行く
以上、熱中症という病気についての説明から、予防策・対処法までまとめました。
イベント盛りだくさん!楽しみいっぱいの夏を楽しめるように、熱中症には注意して過ごしましょう!
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