みなさんこんにちは!
7月16日(日)にフクシ・エンタープライズ墨田フィールドにて、【走り方教室&種目体験会】を実施しました。
走り方教室では、オリンピック2大会出場&日本選手権4度制覇の中村 明彦さん(スズキ)を特別講師としてお招きしました。
今回の記事では、この走り方教室の様子をお届けしたいと思います。
中村さんは、陸上十種競技で、2日間で、走って、跳んで、投げるの、合わせて10種目を行う過酷な競技を専門に活躍され、日本歴代2位の記録を持つ日本を代表するアスリートの一人です。
今回は、中村さんいわく「陸上競技の何でも屋さんならではのアプローチ」で、全身をうまく使って、大きな力を発揮しながら走ることをテーマにしたプログラムで教えて頂きました。
実は中村さんと舘野コーチは、2012年のロンドンオリンピックに同じ400mHという種目で共に日本代表として出場した仲。※中村さんはロンドンオリンピックは、400mHの代表として、また、リオオリンピックには十種競技の日本代表として出場されています・・・すごいですよね!
それでは当日の様子を見ていきましょう!
まずはウォーミングアップから。
ただ動くだけでなく、柔軟性やバランス感覚など様々な要素が必要な動きを紹介してくださいました。
ウォーミングアップの後は、スプリントドリル。
様々な「スキップ」を練習しました。
最後はトラックでダッシュ!
練習後は質疑応答の時間を設け、中村さん、舘野コーチにたくさんお答えいただきました。
質問を重ねるうちに「知りたい!」という想いからか、どんどんと子供たちが前のめりに近づいてくる様子が印象的でした。
十種競技に取り組むうえで、どうすればそんなにたくさんの種目の練習ができるのかについては、「同じ練習をするにも、意識するところや、どうすればそれぞれの競技に活かしていけるのか頭を使って考えながら取り組むことが大事」だとお伝えいただきました。
今回参加した子供たちのなかには、陸上だけでなく、野球やサッカー、水泳やバスケなど、普段は様々なスポーツに取り組んでいる子供たちが多く、非常に参考になったようでした。
また、舘野コーチからは、この質疑応答のように「自分が知りたいことを積極的に手を上げて聞けることや、自分から意見を言えることはスポーツをする上でもとても大切で、今日のみんなの姿勢をぜひ続けてほしい」というコメントもありました。
最後はみんなで集合写真。
十種競技の優勝者は、「キング・オブ・アスリート」と呼ばれます。
走る・跳ぶ・投げるのすべてで一流の身体能力を獲得してきた中村さんからの指導は、イベントに参加した全員にとって特別なものになりました。
大変暑い中ご参加いただいた皆様、そして、ご指導いただいた中村明彦さん、本当にありがとうございました!
◎中村明彦さんについての記事をいくつかご紹介します◎
中村明彦:日本が誇るデカスリートはスプリントと跳躍力を武器に2020東京を目指す (Olympic.com)
十種競技・中村明彦 最後の日本選手権「明日からどうやって生きていけばいいのか」脚痛めるも2日間完走/日本選手権混成(月間陸上競技)