こんにちは!
本日のコラムはRun for the Futureらしく「速く走ること」についてお伝えしようと思います。
私たちが子どもたちの走りを見るときにまず注目するのは、その子が「自分にとって最大の力が出せているか」ということです。
ほとんど同じ背丈・同じ体型でも競走して差が出るのは、まさにこの「最大の力が出せているかどうか」の違いです。
大きな力を出すために必要な要素は、大きく分けて「フィジカル」と「スキル」の2つがあります。
小学生から中学生までは走り方の話をする以前に、体が大きな子が勝つことがよくあります。 そういった子は、成長が早く、筋力・神経が発達しているために、成長が遅い子よりも大きな力が出せるということです。
成長に関しては個人差があり、コントロールすることはできないので、個々の成長段階に合わせて適切な運動を行うことと、栄養バランスの良い食事、睡眠を取ることが重要になります。
一方で、「スキル」については体の成長に関係なく練習で向上させることができます。
走る時に地面に足がついている時間は約0.1秒。 この一瞬で大きな力を地面に伝え、その反発をもらうためには何より「姿勢」が大切になります。
多少個人差はあるものの、真横から見た時に、耳・肩・腰・膝・くるぶしが一直線になっている状態を私たちは「良い姿勢」と定義しています。
このポジションを作るために練習では「ドリル」と呼ばれる様々な動作を行います。
この反復によって、速く走るために効果的な「良い姿勢」を手に入れることができます。
この姿勢が手に入れば、体の成長に伴って、「フィジカル」と「スキル」を融合させた走りで速く走れるようになります。
本日はとっておきの練習を一つだけご紹介します。
縄跳びの「後ろ回し」です。
「え、それだけでいいの?」と思われるかもしれませんが、実は走る時の真っ直ぐな姿勢と、接地の感覚を養うのにとても良い練習です。
ポイントは、地面についた時に膝が曲がったり、かかとが潰れないようにすることです。
あえて前回しでなく「後ろ回し」をおすすめするのは、前かがみになることなく、しっかりと胸を張った状態で行うことができるからです。
これを1日100回!
もちろんできる人はもっとたくさんやってもOKです!
ぜひ今日からやってみてください!
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