こんにちは。Run for the Futureの舘野哲也です。
第三弾は、「感謝」というテーマでお話ししていこうと思います。
よくアスリートのインタビューで「~に感謝」や「~へ恩返ししたい」という言葉を聞きます。
私の経験からも、それは自然と出てくる言葉なのですが、なぜこの「感謝」や「恩返し」が真っ先に出てくるのかについて今日は書いていこうと思います。
自粛期間中、自分の職業である「陸上選手」や「スポーツ」というものについて立ち止まって考えてみました。
一つの結論として、世の中の人々にとってこの職業は必要不可欠な存在ではないのではないかという考えに至りました。
オリンピック・パラリンピックの延期や様々な大会が中止となっていることからもわかるように、「今の生活維持が最優先」である状況においては、スポーツは二の次になります。
あくまでスポーツは、人々の基本的な生活が前提にあってこそ成り立つものなのです。
では、スポーツが社会において「必要でない」のかと考えてみると、それも違うと思いました。
コロナ収束に向けて世の中が立ち上がっていく上で、スポーツはそれを照らす大きな希望になり得ると感じています。
それは、私たちアスリートは、厳しい練習を乗り越えてつかんだ競技力によって、世の中を感動させたり、人々が一緒になって応援したりする機会を提供できるからです。
見方を変えると、人々が競技を見て応援してくれるからこそ、私たちアスリートは存在する意義があります。
自分の競技人生を振り返ると、いつも応援してくれる父や家族、サポートしてくださった企業の応援団の皆さんの顔や、オリンピックで様々な国のサポーターの歓声の中で走った記憶が思い出されます。
そうした応援に応えたいとの思いで、これまで練習に取り組んできました。
スポーツと社会は支え合いの関係にあり、その根底には「感謝」があると思います。
こんな時だからこそ、私の経験が少しでも皆様のお役に立てればと思い、このコラムも書かせていただいています。
大変な時期ですが、みんなで支え合いながら頑張っていきましょう!
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