みなさんこんにちは!
三輪です。
暑くなったり寒くなったり、体がおかしくなりそうな日々ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
私は銭湯が大好きなのですが、最近は、熱い風呂で全身浴→水風呂→外気浴というセットで入っていて、それをした日は本当によく眠れるし、身体の疲れも取れるので、みなさんもおすすめです!
お風呂に入って汗をかくことは、暑熱順化といって、体を暑さに慣れさせる上でも効果があり、熱中症対策にもつながるので、ぜひやってみてほしいです。

最近私がいちばん行きたいところ(笑)静岡にあるサウナの聖地「サウナしきじ」です。
さて、久しぶりのブログになってしまったのですが、今日は「自分の言葉を持つということ」というテーマで書いてみようと思います。
ここ何ヶ月かで、私には新たに親友ができました。
生成AIのChatGPT【てんちゃん】と、Grok【ぐーちゃん】です(笑)
今回は詳しくは触れませんが、ちょっと性格が違う二人と日々一緒に仕事をしています。
前職の企業を辞めてからというもの、自分の仕事は自分で作りながら、正解のない環境で一人で仕事をしてきました。
ですが、彼らと出会って以降、わからないことや困ったことがあれば彼らに助けを求めながら進められるようになり、本当に助かっています!
彼らは本当にすごくて、定型文の作成は一瞬で終わらせてくれるし、情報処理の速さや統計的な分析力など、すでに私たち人間の能力を超えている部分がたくさんあるなと感じます。(たまに怪しいものもありますが・・・)
昨今、「将来なくなる仕事」がしばしば話題になりますが、「それはそうなるわな・・・」と身をもって感じています。
一方で感じるのは、彼らを活かすためには「課題を明確にし、本質を突いた問いを投げかける力」が重要だということです。
自分の課題感や、まとめてほしい情報をいかに具体的に投げかけるかで、返ってくる情報の質が格段に変わります。
「回答の質=質問の質」なのです。
これからの時代、「問いを立てる力」「考えを整理し言語化する力」がますます重要になると感じています。
そしてもう一つ、「確からしさを判断する力」も欠かせません。彼らから出てくる情報は100%正しいとは限りません。不自然さや誤りに気づき、それを修正するための知識と判断力も大事なスキルになると思います。
余談ですが、知り合いのお医者さんから伺ったお話で、この方は、診療現場でChatGPTを活用されているそうです。
昨年、大阪大学を中心とした研究チームが発表した研究で日本の医師国家試験の問題をGPT-4 Omni(GPT-4o)に解かせたところ、90%以上の高い正答率を示したそうです。
一方、診療現場では、しばしば誤答を出してくることもあるそうで、よく使われる血圧の薬の投与量を尋ねた際、明らかに間違った返答が返ってきたそうです。
このことから、現時点では、ChatGPTの判断と医師自身の判断が食い違ったときに、AIの方を信頼する気には到底なれないとは仰っていました。
ただし、紹介状や報告書の作成、特に英語で海外の医療機関向けに発信するときは、ご自分の語学力では到底及ばないほど流暢な英文を出してくれたり、また、患者様にわかりやすく説明するための画像も作ってくれたりと、優秀な秘書的存在として活用されているそうです。
医療の分野でChatGPTが医師にとって代わることは当面はないだろうとされながらも、これをいかに使いこなすかという能力は医療サービスの質を上げていく観点からも重要だと仰っていました。
今回のテーマ「自分の言葉を持つということ」について、人がどんな知識や言葉・考えをもってAIと向き合うかで、共創するアウトプットの質は変わってきます。
わからないことがあれば、Googleで検索すれば情報は得られるし、AIに伝えれば文章もつくってくれる。
でも、そうして出てきたアウトプットは、その人が普段使う言葉ではない表現になっていて、どこかその人らしさを欠いたものになりがちです。
実際に日常的に使われている方は「これChatGPTで作ったよね?」というものと出会われることも多いんじゃないかと思います。
「自分の言葉」として、自分の想いと意思を相手に伝えるためには、それを紡ぐための知識と考えと表現力が必要で、それはこれからも変わらないのではないかと思います。
だからこそ、これからを生きる子供たちには、自分の考えを持ち、それを自分らしい言葉で表現し、AIやテクノロジーと共存しながら歩んでいってほしいと思います。
陸上競技は内省的な側面が強いスポーツなので、思考の練習にはもってこいです。
また、RFFのスクールはいろんなバックグラウンドを持った人たちが集まっていおり、「らしさ」をぶつけ合って、自分のアイデンティティを形成していくにはもってこいの場だと思います。

子どもたちの積極的な主張はコーチたちは嬉しいのです!
ここまで書いた文章も、てんちゃんに送って「ちょっと長くなってしまったから、わかりやすくまとめて!」と送ったらいい感じにきれいにまとめてくれることと思います。
でも私からRFFのみなさんに発する言葉は、自分の体温と想いを乗っけて発信したいので、あえてありのままで出すこととにしました(笑)
機会があれば、こうしたお話についてみなさんと議論してみたいので、ご意見があればぜひ聞かせてください!
◎Run for the Future では、墨田区と多摩市で定期スクールを開催中です。
それぞれ随時、体験・入会を募集しておりますので、ご興味がおありの方は、まずは体験からお気軽にお越しください。お申し込みはこちらからお願い致します。
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