こんにちは。
11月前半の墨田陸上クラブの練習は、スケジュールに少し間隔が空いており、みなさん練習が待ち遠しかったかもしれません。ただ、その間に自ら行動を起こして、今までに習ったことを自分なりに取り組んでみるというのも良いことでしょう。ぜひ、実践してみてください!
それでは、墨田陸上クラブの練習の様子を見ていきましょう。
いつも通りjogと体操が終わった後は、サーキット!
補強やスプリントドリル+ダッシュを組み合わせて、身体を暖めていきます、
全体のアップが終わった後は、低学年、高学年、中学生以上、大人の4グループに別れて、専門練習に取り組みます。大人組は、三輪コーチによる「ランニング基礎」です。怪我のしない身体作りと走りのフォームの獲得、健康促進を狙ったプログラムです。
高学年組は、舘野コーチによるスプリント技術にフォーカスしたトレーニングです。身体を上手く扱う力を養っていきます。
さて、今回は「主導権を握る」ということについて考えたいと思います。
「主導権を握る」という言葉は、「話の主導権を握る」や「試合の主導権を握る」などの使われ方でよく目にするでしょう。自分と他者がいる状況において、自分が優位な状態になる、自分が場をコントロールできる、自分が中心的なポジションになる、というようなイメージであると思います。
先日、池田樹生コーチと竹田一平選手と一緒に、205m×5本のRunメニューを行いました。全部で30分ほどで終了するものでしたが、私(けいコーチ)は、そのたったの30分間が死ぬほど辛かったです。私は塾講師の活動もしており、12時間通しで授業をやったことがありますが、その12時間の方が楽なものでした。それを竹田選手に言ってみると、「主導権を握れているか、握れていないかの違いじゃないだろうか。」という回答でした。
面白いですね。日頃のトレーニング不足などには、注目しないのです。哲学的な捉えですね。
なるほど。
ここで竹田選手が言った「主導権を握る」という言葉は、そのままの意味であり、そのままの意味でもないような気がしました。「主導権を握る」とは、自分と他者との間で発生する言葉ですが、ここで言う「主導権を握れているか、握れていないかの違い」は、自分自身に対する主導権であると思いました。
この時のRunメニューは、ただ、ひたすらに樹生コーチと竹田選手の後ろについていき走っていました(途中からきつく、だいぶ離されましたが、、笑)。
205m×5本というRunメニューに取り組み、全て走りきり、一見、能動的に取り組んでいるように見えるが、ただ、205m×5本という枠の中に私がいただけであった。その枠からはみ出ないように、枠の隅っこにいるのが精一杯で、このRunメニューで「自分が何を成し遂げるのかが明確でなかった」からものすごくきつい30分間だったのかもしれない。逆に、塾講師としての12時間連続授業は、全てが明確であったからこそ、枠の中心にいたからこそ、楽なものであったのかもしれません。
「自分×他者」に限らず、「自分×○○」というあらゆる構図において、その構図を理解し、自分がやるべきことを自らで明確にし、自分の中心を持ち、行動することも「主導権を握る」ということなのかもしれない。自分をメタ的に捉えること、そして、自身を主体的に導く行動ができるかが、充実した時を過ごせるかの鍵になりえると考えます。
次に機会があれば、しっかりと自身をどのように導いていくか考えて取り組むことを意識してやってみようと思います。
皆さんも自分なりに反省したり、修正して、練習に取り組んでみましょー!
(執筆:宮道)
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