こんにちは。
11月になりましたね。1年前の墨田陸上クラブのブログ記事『成長中の子どもとクラブ』を読むと、「以前よりもメンバーが増えました!」と書かれています。今の墨田陸上クラブと1年前を比較すると、さらに増えていますね。各々を見ても、記録が伸びたという面以外にも成長していることがたくさんあるのではないでしょうか。ここらでちょっと、1年前の自分と今の自分を比べて、「何が変わったのか」、個人、家族、友だち同士、考えてみる良い機会かもしれません。
さぁ、それでは、11月の墨田陸上クラブの練習を見ていきましょう!
まずは、全体サーキットアップです。「補強動作+ダッシュ」を複数回繰り返して行います。冬季は身体作りも兼ねて、補強内容を夏季よりもレベルアップさせています。また、先日のサーキットアップでは、「直線入るところで補強動作+直線ダッシュ+カーブはjog」という組み合わせで、ウォームアップから1.2km走りました。
もしかしたら、半分くらい脱落してしまうかもと思っていましたが、その心配とは裏腹に、キツいながらも皆、全てやり切っていました。
これも1年前と比べると、大成長だと感じます。質高め、量多めでしたが、最後まで集中してやり切る力が確実に身についてきていると思います。ナイスですね!
低学年組、高学年組ともに、反復している練習は精度が上がってきています。また、新たな練習に対しても取り組む姿勢が以前よりも前のめりで良いですね。新たなもの、未知なものへの挑戦は少し躊躇いが生じてしまうものですが、取り組まねば永遠に分かり得ぬものになってしまいます。また、陸上競技の練習での新たなもの、未知なものは、リスクあるものではないので、こういったところで「少し躊躇いはあるけど、チャレンジする!」というマインドも鍛えられるものです。陸上スキルとともに、自分流の良きマインドも養っていきましょう!
先ほどの「リスク」「成長」に絡めて、「少しの無責任さが可能性を引き出すのではないか」というものについて考えたいと思います。ここでのミソは、「少し」の無責任さということです。
子どもの遊びで考えてみましょう。
子どもは保護者を安全基地として、ちょっと冒険をして、何かあったときに親のもとへ帰ってくる、という感じで遊びます。(これは、アタッチメント形成と呼ばれるものに関わる事象ですが、今回はそこについては考えません。)少し見方を変えれば、子どもの「チャレンジ」と「成長」の流れの一つであると思います。この流れについて、冒険は「リスク」「チャレンジ」「成長」の要素を含んでいます。もし、保護者の責任感が強すぎてしまえば、子どもの冒険は中止され、リスクは回避できますが、チャレンジと成長の機会は失われてしまうかもしれません。
大人の身近なケースで考えれば、「他人へのアドバイス」でも見られると思います。アドバイスをする側の人が、言動に対して強く責任を感じてしまえば、何も言えなくなるでしょう。それでは、成長の機会が失われてしまうかもしれません。だから、多くの人は「○○したら良いんじゃない?知らんけど。」と最後に、「知らんけど。」という少し無責任な言葉をつけるのかもしれません。
少しの無責任さを出す場面は、非常にミクロなものですが、これを上手く活かせれば、成長へと繋げるきっかけになりえるかもしれません。無責任とここで語った「少しの無責任」は異なるものです。
もし、この記事の筆者である私が、ここでの言動全てに責任を負うと考えていたら、とても簡素な内容になることでしょう。少しの無責任さに任せて書いているからこそ、議論の余地があるものが書けるのだと思います。いつも最後まで読んでいる方々は、引き続き、軽い気持ちで読んで頂けたら幸いです。
11月も練習頑張っていきましょう!
(執筆:宮道)
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