こんにちは。
7月の墨田陸上クラブは、トップアスリートによるスプリント講座からスタートです!
既に、7月1日「舘野哲也コーチによるハードルトレーニング」、7月2日「谷口耕太郎選手によるスタートダッシュの極意」については無事終了いたしました。
あとは、7月8日(金)の「竹田一平選手によるジャンプトレーニングの極意」が控えております。ぜひ、参加しにいらしてくださいね。
それでは、今回の記事では、7月1日「舘野哲也コーチによるハードルトレーニング」の様子をお届けします。
まずはじめに、ハードルを使った動的ストレッチです。脚を根元から動かす意識で前後左右に振り、股関節周りに刺激を入れていきます。
ハードルの下をくぐる動作でも身体のストレッチを行っていきます。
続いて、ハードルドリルです。ハードルを超えるだけでなく、脚だけが先行しないように上体も脚と一緒に前移動しながら行なっていきます。
ハードルを使ったウォーミングアップは、ハードルの選手だけが行うものでもありません。短距離・長距離・跳躍・投擲など専門種目に関わらず、広く行われているウォーミングアップ方法です。ハードリングの動作には、多くの技術が詰まっており、多岐に渡って活かされる動きであり普遍的なスプリント技術だからです。
「ハードルを専門種目にすることはないだろうから、ハードルについては知らなくていいや。」ではなく、専門種目でなかろうと、ハードルの技術を知ることは自身の専門種目に繋げられるものです。もちろん、投擲や跳躍技術を知ることも走りに繋がりますし、その逆も然りです。
最後に仕上げとして、ハードリングの実践です。
三宅コーチも混ざり、一緒にハードル走を行いました。三宅コーチは学生時代、400m Hの選手で、日本選手権に出場しているトップアスリートです。見事なハードル技術でしたね。そして、めちゃくちゃ笑顔でした。走る楽しさ、仲間とともに走る楽しさの体現です。
今回のスプリント講座を見て、皆がハードルを怖がることなく、どんどん走って行くことが一番印象的でした。特に、低学年の子が高学年向けの高さのハードルに挑んでいるシーンが鮮明です。挑んで、うまく飛べた子、飛べなかった子、惜しかった子、様々でした。ここで大事なのは、飛べた、飛べなかった、上手かった、下手だった、ではないと思います。挑んだ心意気がナイスと言えるでしょう。
年齢が高くなるにつれ、ある程度物事の予測が可能になり、ハードル練習においても自身が飛べる高さを選びがちです。かくいう私もハードルを失敗したら怖いので、自分の飛べる高さで練習することでしょう。でも、よくよく考えると、ハードルを失敗したところで、小さな外傷で済むもので、さほど慎重になるようなことでもないような気もします。
大の大人や教授並みに頭がいい人であっても、基本的に予測は外れます。だからこそ、考える前に行動してみることも大事だったりします。その方がより良い成長に繋げることや更なる自信に繋がるかもしれないので。考える力、行動する力を上手く使う、自然に使うことも陸上競技の練習で培われるものです。
そういった面でも、良きスプリント講座でした!
参加した皆さん、舘野コーチ、お疲れ様でした!
(執筆:宮道)
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