みなさん、こんにちは!三宅です。
昨日、舘野コーチと池田コーチが静岡国際陸上競技大会に出場してきました。
結果は・・・
・舘野哲也 400mH 54秒04
・池田樹生 パラ100m 12秒15
この大会はオリンピックの選考会にもなっており、選ばれた選手のみ出場可能というとてもハイレベルな試合でした。
両選手とも今出せるベストを尽くし、結果は決して良いものではなかったですが、諦めずに、今持っている力を存分に発揮して走る姿は近くで観ていてとてもかっこよかったです!
本人達も次に繋がる走りだったと前向きに捉えてました。
LIVE中継を見て応援して下さった方、選手達もとても励みになったと思います。
ありがとうございました!
ここから先は少し話の方向性が変わるのですが、私が選手のコーチとして帯同しながら常日頃思っていることをみなさんにお伝えしたいと思います。
それは「競技選手の価値」についてのお話です。
みなさんにとっては、陸上競技をはじめ様々な競技のトップアスリートはテレビなど何かメディアを通して見ることがほとんどだと思います。
その選手達は常に結果を重視され、勝つ者が輝く世界で戦っていて、人々の記憶に残る存在になるべく必死に頑張っています。
スポーツマンシップによって感動を与えたり、競技以外のパフォーマンスで社会に価値を提供する選手もいます。
いずれにせよ、アスリートを職業として生きていくには、何かしらの価値を社会に提供することが常に求められています。
一方で、裏を返せば「価値を出さなければ生き残れない」とてもシビアな世界に身を置いているとも言えます。
今回の試合で、たくさんのアスリートと、彼らをサポートしている方々と話す機会があったのですが、その重圧に押しつぶされそうになってる選手がここ数年の中で一番多いように感じました。
理由は、東京オリンピック・パラリンピックへの出場を目標にしている選手と、東京大会までと限定してサポートしている企業が多いからだと思います。
要は、東京オリンピック・パラリンピックに出場できなければ、競技を退いて所属企業で普通に働く、もしくはクビになってしまう選手が増えるということです。
今回RFFのよく知ってるコーチたちが選手として出場して、初めて試合を応援できたのに、こんなに暗い話をするなと思うかもしれませんね。すみません。
ですが、この機会だからこそ、アスリートの実態を皆さんには知ってもらいたく、あえて私はリアルなことを書いています。
なぜなら選手は現実と向き合いたくても、前を向いて走り続ける事が最大の仕事なのでこの事実について語ることが難しいからです。
一見、夢や希望をたくさん与えてくれる、輝かしい世界に見える「スポーツ」ですが、この様な事実と戦っている選手が多くいます。
RFFは一人もでも多くのアスリートが、自分の持っている価値を最大限社会に還元できる仕組みを作る事で、アスリートにとっても、それをサポートしてる企業にとっても、走りを学びたい会員様にとっても、長期的にみんなが幸せになれるような環境を作りたいという思いからチーム作りをしています。
これからも選手達は、そのパフォーマンスで感動を与えるのはもちろん、みなさんの「共に応援できる仲間」として頑張っていって欲しいと思います。
引き続きチーム一丸となってみんなでRFFを盛り上げていきましょう!
全ては未来ある子ども達、健康であり続けたい大人達、そしてアスリートのために。
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