みなさんこんにちは!
8月5日(日)に第1回の栄養講座を開催しました。
今回は、管理栄養士・公認スポーツ栄養士の猿田綸咲さんを講師に招いて行いました。
猿田さんは、現在会社員として働く傍ら、フリーの栄養士として、女子のバスケットボールでインカレ(大学の日本一を決める大会)6連覇(23年4月時点)をしている強豪、東京医療保健大学 女子バスケットボール部をサポートされています。
今回は「練習の効果を最大化するための食事術」というテーマで行いました。
第1部は座学でジュニア期に必要な食事・栄養の知識に加えて、スポーツをしている子供たちにとって必要な栄養素や、それを摂取するための工夫などをお話しいただきました。
- 講義の内容
☑スポーツをする子供たちに必要なエネルギー
①日々成長する分
②いつもの生活に必要な分
③生きるために必要な分
④スポーツをする分 ← これが必要になること☑【食事の基本形】主食・主菜・乳製品・副菜・果物についての詳細
☑成長期に特に必要な栄養素:カルシウム、鉄について役割と摂取するための工夫
☑補食や水分補給のポイント
日常的によく使われる食材について、栄養の観点で、たとえば「ほうれん草と小松菜どっちを選ぶ?」や「豆腐は木綿と絹とどちらを選ぶ?」と言ったお話だったり、この時期特に必要な水分補給について、「どれくらいの間隔で水分は摂るべき?」といった情報や「スポーツドリンクは糖分の取り過ぎになる…?」などといった思い込みについての正しい知識をお伝えいただきました。
保護者の皆さんからも日ごろの食事のお悩みや疑問について、たくさんの質問が飛び出し、活発なやり取りが行われました。
私(三輪)からもいくつか質問をさせて頂き、大変勉強になりました!…子供たちから、「コーチも勉強してるー!」と言われました(笑)
第2部は調理実習。猿田さんの指導と猿田さんの母校である東京家政学院大学の学生さん3名にサポート頂きながら、保護者の皆さんに料理を作っていただき、その間、子供たちは練習を行いました。
ふだんは時間がない中で、栄養も考えながら作らなければいけないということで大変な調理作業も、保護者の皆さん同士で雑談や意見交換しながら調理をすることで「とても楽しかったし、勉強になった!」という感想を頂きました。
第3部は食事会。練習後の子供たちも合流して、みんなでおいしくいただきました。
栄養講座は、クラブにとって初めての試みでしたが、楽しみながらもたくさんの学びがありとても良い機会になりました。
日々子供たちの食事をサポート頂く保護者の皆さんにとってはもちろん、子供たち自身も早くから自分が口に入れるものについてなんとなくでも正しい知識を持つことは、自己管理能力を高めていく上でとても大切なことだと思いました。
引き続き、たくさん動いて、たくさん食べて、心身共に成長していきましょう!
ご参加いただいた皆様、ご指導いただいた猿田さん、サポート頂いた学生の皆様、ありがとうございました!
※本イベントは、フクシエンタープライズ墨田フィールド セミナーハウスにある調理室をお借りして行いました。
素晴らしい設備のおかげで大変充実した時間を過ごすことができました。
施設の皆様、ありがとうございました。
—————