こんにちは。
早いことに、新年明けたかと思えば、もう月末です。
ということで、1月28日は、月末定例の50mタイム測定会を行いました。
先月から、高学年組は100mのタイム測定も始めました。
どんな結果であれ、タイムとともに1ヶ月間の自身・生活・練習など振り返ることができる良い機会ですね。
タイム測定後は、低学年組は舘野コーチの下、コーディネーショントレーニングとリレーを行いました。
コーディネーショントレーニングの中には、難しい動作があるので、集中して説明を聞いて、頭で想像することやその場で真似して、動作を自分の中に落とし込んでいく必要があります。
高学年組は、けいコーチと樹生コーチと共に、50m往復走を行いました。ひたすら、ダッシュを繰り返すという単調な練習です。ただ、1本1本の走りに変化を入れ、自身を研究することができる良い機会だと思います。こういったシンプルな練習こそ、自分を表現する・創り出していくことができます。他者からの教えも大事ですが、自身を見つめ、理解することも同じくらい大事なことです。
走りに限らず、自分自身を見つめた時、自分を今とは違う自分に変えたいと思ったことはないでしょうか。例えば、寡黙な人であれば、お喋りになって積極的にコミュニケーションが取れる人間になりたいとか。寡黙な自分を消して、お喋りな自分を誕生させたい、というような。
正直、各個人の根本的な部分、核たる部分は〈変える必要が無い〉と思います。
ただ、何もしなくて良いという訳でもありません。
例えば、寡黙な人であれば、時と場合によっては、明るく気さくにお喋りすることができるようになると良いかもしれません。その明るく気さくにお喋りする自分は、〈嘘の自分〉、〈演じている自分〉でも良いんじゃないでしょうか。根の部分は、寡黙な自分のままで良いんじゃないでしょうか。
人は誰しも、根本から変えようとしても中々変わらないと思いますし、何より苦痛が伴いそうな気がします。
根本は変えず、演じられる範囲を広げるだけで良いんじゃないでしょうか。円の中心は変わらずとも、半径を伸ばすだけで円は大きくなりますよね。そんなイメージです。
では、なぜ円を大きくする必要があるのか。
必要無いと言えば無いのですが、円が大きい方が生きやすいと思います。
走りにおいて考えてみます。各個人にある走りの〈癖〉というものが、〈根〉の部分・円の〈中心〉にあたるものです。〈癖〉を変えるのではなく、ドリル動作や体づくりなどのできる部分を増やす、つまり、円の半径を伸ばしていく・円を大きくしていくことで、〈癖〉をカバーしたり、又、〈癖〉を活かしたりできるものです。余談ですが、以前、各コーチ陣の昔のレース映像を見たのですが、各コーチ今も昔も良い意味で同じ〈癖〉を持ったままでした。
新たな中心で新たな円を作り出すのではなく、今ある中心で今ある円を大きくしていくことこそが、自身を成長させていくことなのではないでしょうか。自身を受容すること・理解することが大事だと思います。
(執筆:宮道)
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